男性のブログ主が育休を取ってみた話 男性の育休ってこんな感じです

わがや 生活

こんにちはyouです。

最近でもないかもしれませんが、ちょくちょく話題に上がる男性版の育休。

ブログ主も昨年末に待望の娘が生まれたのですが、これを機に育休を取ってみました!

社会的にもまだまだこれからの制度なのかなと思いますが、とってみて実際に感じたことを、気楽に書いてみましたので、軽く読んでいただければ嬉しいです。

なぜ育休を取ろうと思ったのか

実は結婚する前からなのですが、子どもが生まれたら育休を取ろう!と心に決めていました。

なぜなら、子どもにお父さんの方が好きと言ってもらいたいからです笑

わかってるんです、子どもにとってはお母さんが一番だってことは。
でも僅かな期間でもいいじゃないですが、そのためには小さい時からお父さんのイメージを擦りつけておかなければなりません。

半分冗談っぽくなりましたが、子どもにとって、お母さんとお父さんと3人で過ごす時間って、最も大切な時間で、でもなかなか実現できない時間でもあって。

子どもが成長していく面でも、両親と共に過ごせる時間は、かなり大きな影響を与えると思っています。
やっぱり生まれた瞬間から、夫婦2人で1日中育児をすることは、子育ての大変さを知る上で必要なことはもちろんですが、何よりも「子どもの成長に良い影響を与える」と思っています。

おかげ様でうちの娘は私にも懐いていますし、良くも悪くも私の抱っこでしか寝れない体になっています。

育休期間はどのくらいがベストか

男性の育休ってどんな感じなのかですが、基本的に女性と同じで、子どもが生まれた日から、初めての誕生日の前日までの約1年間取得できます。

私の場合は、5か月間の育休申請をしました。

また5か月って中途半端やなと思った方もおられるかと思いますので一応補足(言い訳)しますと、

「初めは1年間とってもいいんじゃね、と思ったのですが、さすがに仕事に戻るの嫌になりそうなので、やっぱり半年くらいかな~、いや半年も取るの?って思われるのも嫌やし、だったら5か月や」

ってことで5か月になりました。

私の場合は職場環境的に取得しやすかったので1年取っても良かったのですが、いざ取得するとなると、色々なことが脳裏に浮かんでくるものです。

やはり世間体的には「男性が育休を取ってどうするの?」っていうイメージは残っていますし、いざ職場復帰したときのことも考えてしまうものですね。

ちなみに、最初の取得申請後にも延長申請できるのですが、追加で!っていう方がかなりハードル高いです笑

「あいつ、〇月に戻ってくるって言ってたのに、延長しやがった」と余計なことを思われるくらいなら、初めから思い切って申請しといたほうが、職場の方々にも迷惑にならないと思います。

期間については、私は5か月でしたが、今となっては1年とっても良かったかなと思います。
やっぱり子どもとの触れ合える期間っていうのは、大切な時間であり、その時にしかありません。

皆様が何十年と働く期間の内の「たった1年間」のはなしですから、どのくらいがベストなのって聞かれたら迷わず、「あまり小さいことは考えずに自分の好きな期間を申請したら」と答えます。

育休中の給料ってどうなるの?

結構気になる方が多いのではないでしょうか。

育休中の給料は基本的にもらえません。(会社によっては支給されるところもありますが)
その代わり、雇用保険から直近の給与所得をベースに、「育児休業給付金」がもらえます。

どのくらいかと言われると、6か月までは67%7か月目以降は50%となっています。

月/30万であれば、67%の20.1万円。6か月目からは、50%の15万円になります。

私の場合は、前年がかなり残業が多かったこともあり、給付金も多くもらうことができたのでラッキーでした。

67%しかでないのって思った方もおられると思いますが、育休中は、社会保険料が免除されるメリットがありますので、実際の得られる金額はもう少し多くなりますよ。

実際の給与明細を見て、どのくらいがもらえそうか計算してみるのがおすすめです。

ひとつ注意点は、前年所得をベースとする住民税は免除になりません。

支払方法は月払いか、一括かを選べるのですが、私は一括にしていて、忘れたころに高額な請求がきて大変ショックを受けたので、月払いをおすすめします笑
育休期間に高額な請求が来るのってかなり堪えるものですよ!


★育児休業給付金のもらえる条件なども人によって異なりますので、下記厚生労働省のHPから確認してください。

(厚生労働省HP Q&A~育児休業給付~)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html

育休期間を決めるちょっとした豆知識

育休期間中は社会保険料が免除になるのですが、対象月は育休取得月からとなります。

なので、例えば6月からとる場合は、5月31日から育休取得すると、5月分からの社会保険料が免除となります。わずかなことですが、せっかく免除されるのなら検討したいですよね。

あと、大きいのは育休期間にボーナス月がある場合です。
私の場合も、ボーナスから引かれる社会保険料が免除となりましたので、いつもより手取り額がほんのり増えることになりました。

ただ注意点は、育休中は労働していませんので、次のボーナスはかなり減ることになることは覚えておかないと、私のように悲しい思いをします。

育児を経験してみて

ミルク担当大臣

男性が乳児の面倒をみるってどんなことができるんやろうって思いますよね。

実際に赤ちゃんが泣いても、おっぱいをあげることもできないし、初めは落ち着かないかもしれません。でもお母さんのおっぱいも出る量も限られていますし、次に出るまでのインターバル時間もあります。

うちの場合は生まれてから2か月後から取得しましたので、まずはじめに担当したのは、哺乳瓶のミルクを作ること。

哺乳瓶でミルクを作るには、お湯を沸かして、哺乳瓶にミルクの粉を入れて、かき混ぜて、冷やして、と、意外とやることが多いのです。

ミルクができたら、飲みやすいように抱っこして、ひたすらミルクを飲ませるのですが、うちの娘はものすごい勢いで飲むのであっという間になくなり、おかわりを作ることも。

というか大体おかわりを作っていた記憶しかありません。おかげさまでぶくぶくと大きくなりすぎて、検診の際には飲ませすぎと注意されました笑

子どもの胃の大きさってこの時期に決まるなんて情報もあるので、ミルク作りは非常に重要な仕事なのです。お湯を多めにして、絶妙な薄さのミルクを作るスキルが身につきました。
もし自分がこの薄さのカルピスを出されたらブチ切れるだろうギリギリのラインを攻めることが求められるのです。

夜泣きが続く夜

うちの場合は、結構夜泣きすることもあり、夜中にたたき起こされてミルク作り用務が入ることも日常茶飯事です。

2時間寝ては起きて、2時間寝ては起きての繰り返しで、両親が寝る間を与えてくれません。

ただ不思議なことに、日が経つにつれて男性って赤ちゃんが泣いていても平気で寝られる上級スキルが身についてきます笑
うちは3人川の字で寝ていたので嘘やろって思うかもしれませんが、冗談抜きで起きません。

そして、「あなたを起こすっていう作業が増えとるやないか」ってお気づきになり、起きない時はほっとかれることになるのでした。

おむつ担当大臣

育児でかかせないのは、おむつ替えですよね。

ミルクを飲んでいる乳児期は、う〇ちも、ほんのりミルク臭がするくらいです。

おむつ替えのタイミングって全然わからないんですよね。
とりあえず、ミルクをあげる前に替えていたのですが、初めはなかなか抵抗がありました。
男性って意外と女性より潔癖?なことが多いのか、手につくの嫌なのでお尻を拭くのに何枚もウェットティッシュを使い怒られることも。

うちは第一子ということもあり、超溺愛され頻繁におむつ替えをしておりましたが、慣れてくるとほったらかしになってくるそうです笑

替えた後のおむつはポリ袋で縛ってごみの日まで溜めるのですが、これがまたかなりの数になります。
そして水分を吸っているのでかなりの重さになります。
育休中ということもあり、1週間に2回捨てに行っていたのですが、片手に通常のごみ袋、片手におむつ袋×2を持っていくので、指がちぎれそうになりながら捨てに行っていました。
1回まじで切れて痛かったのを覚えています。

ちなみに私の住む金沢市では、おむつは指定ごみ袋でなくてもよくって、100均の安いごみ袋を使っていたので、金銭的な負担はありませんでした。

寝返りができるようになりました

4か月くらいになった時に、ついに寝返りを打てるようになりました。

今まで全く自分で身動きが取れなかったのが、急に動けるようになってきます。
ちょっと目を離して気づいたら違うところにいたりするので面白いですが目が離せなくなりますね。

しかも日々進化していって、自分の行きたい目的地に転がって行けるようになってきます。

子どもの成長って徐々にっていうか、ある時急に進化していくものなんですね。
初めは寝返りしても亀のように自分で元に戻れなかったのですが、急に自分で戻れるようになります。

そんな僅かで一瞬な変化を見られるのは育休の特権ですね。

ほんとに急に進化しますので、びっくりさせられますが、その瞬間を見られるのは、ほんとに大きいことですよ。

ハイハイできるようになりました

7か月になると、ハイハイができるようになってきました。

といってもほぼ、ほふく前進みたいな感じですが、自分の思ったままに動けるようになります。

このまま、ハイハイができるようになるのかな、と思っていたら、なんとそのまま立ち上がり初めびっくりしたのを覚えています。

もちろん、二足歩行ではないですが、物につかまってお尻を上げる感じで、お尻をふりふりするようになり、めっちゃ可愛かったですよ。
お尻をパンパンたたくとうれしそうに笑っていました。

このあたりで完全に腰が据わってくるので、お座りができるように。
でもぐらつくので目が離せませんでしたね。

それから2か月もしないうちに、本格的につかみ立ちし始めて、お尻ふりふりをしなくなりましたので非常に残念でしたが、貴重なシーンでしたね。

ついに育休終了・・・

お座りが完璧にできるようになったところあたりで、ついについに私の育休ライフは終了。

振り返っても、ほんとにあっという間に終わってしまいました。

一日中、育児をしているとほんとに時間の流れが速いです。
3倍速くらいに進んでいるような、そんな感覚になります。

それだけ、やることも多いし、大変ってことです。

もし私が育休を取らなければ、一人でこれをこなしていかなければなりません。
というかほとんどの人が、一人で乳児の育児をしているのが今の日本です。

実際に育休を取ってみてわかることも多くありました。
夜も2時間ごとに授乳が必要なこと。抱っこで寝かせるのは至難の業なこと。おつむ捨ては重労働なこと。

閉鎖空間でずっと一緒にいると頭がだんだん麻痺してくる感覚になります。
ずっと一緒にいられるのは嬉しい事なはずなのに、いつの間にかそれがストレスになっていることも。

うちの場合は、ほとんど毎日、ベビーカーで散歩に出かけていました。
午前中は毎日ゆっくりと散歩に出かけて、お昼寝させて、ミルクをあげて、お風呂にいれて、またミルクを飲ませて寝かせる。

変哲もないおんなじような毎日のようですが、少しずつ昨日と違うんです
そんな小さな気づきが得られるのは育休の特権ですよね。

今はまた働きに出る生活に戻っていますが、朝はお見送りしてくれ、帰ってきたら嬉しそうにお出迎えしてくれます。
私の目標であった、「お父さんの方が好き」というには、ほど遠いかもしれませんが、懐き具合は絶対負けてないと思っています笑

あったことをただだらだらと書いてしまいましたが、、最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんも育休をぜひ取りましょう。
たった1年くらいの経験ですが、一生分の経験になること間違いなしです。

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