こだわりのマイホームに憧れませんか?
家をつくる際には外観だけでなく、内部の細かい点にもこだわっていきたいですよね。
ここでは実際にマイホームを建ててみた経験談をもとに、内装の細かい打ち合わせで失敗しないためのポイントを解説していきますので、ぜひご参考ください。
契約後の細部打ち合わせポイント
住宅の打ち合わせでは、まずは外観や間取りなど、大きな見た目部分をプランニングしていくこととなります。
ある程度打ち合わせが進むと内装設備など細かい部分の打ち合わせが続きますので、どんな内容があるのか、どんなことに気を付けるべきかをチェックしていきましょう。
細部打ち合わせの一覧
- 床材
- 壁紙
- 玄関内外タイル
- 窓
- コンセント
- 天井照明
- 電源スイッチ
- トイレ
- お風呂内装
- キッチン
- カーテン
- エアコン
細かい部分はまだありますが、大まかにこのくらいの決定事項があります。
1.床材
床材の種類は非常に多くあります。
フローリング一つをとっても無垢フローリング(天然素材ですが手入れが大変です)、複合フローリング(一般的には複合がおすすめです)と種類がありますが、住宅メーカーによって取り扱う材料が異なりますので聞いてみるのが一番です。
床材で使われる木の材料も、ウォールナット(落ち着いた暗めのブラウン色)、ブラックチェリー(レッドブラウン色)、メープル(白っぽいナチュラル色)、チェストナット(木目調が特徴のブラウン色)、パイン(明るい白色)、ヒノキ(木の自然なライトブラウン)など様々な種類があります。
床材が変わると大きく部屋の印象が変わりますので重要なこだわりポイントです。
実際に住宅メーカーで床材の色や触感を確認して、決めていかれるのがおすすめです。
2.壁紙
壁紙の種類は果てしないほどありますので、なかなか絞って決めるのが難しい部分になります。
住宅サイトや住宅情報本には、家作りデザインの事例紹介がたくさん載っています。まずは可愛い家にしたい、木のぬくもりが感じられる家にしたい、白黒のモダンな感じの家にしたい、など大きなテーマを決めたうえで、どんな家にしたいのか方向性を決めればスムーズに進められますのでチェックしてみてください。
壁紙のサンプルが綴じられている分厚いカタログもメーカーごとにありますので、営業担当者にお願いして貸してもらうのも見比べながら検討できるのでおすすめです。
3.玄関内外タイル
玄関タイルは外からも内からもまず最初に目につく場所で重要なこだわりポイントです。
種類も多くあり、レンガ調、大理石調、マット調、など実際に見て決めましょう。
家全体のイメージに合わせる形で最後に決めていった方がスムーズですので、まずは全体のイメージを決めてしまいましょう。
4.窓
窓の種類にも、正方形、長方形、丸など様々あります。
また、開く窓なのか、外からみて出っ張っている窓、へこみ窓など外観イメージに合わせた選択をしましょう。
窓の数や大きさは、建築基準法で採光のための窓の基準が定められています。条件さえクリアすれば自由な窓選びができますので、営業担当者と相談してみてください。
5.コンセント
実際の間取り図を見ながら、生活していることをイメージしてみてください
このあたりにあった方がいいなとか、ここは上の方にあった方がいいななど、徐々に配置が絞られていくと思います。
コンセントは1個増設したところで1,000円程度とかなので、いるかもと迷った場合はつけてしまうのも手です。
ただしコンセントの位置や数は建てた後に増やすことも可能ですが、かなり高額になりますのでしっかりと準備しましょう。
6.天井照明
最近では昔のようなひもがついているタイプの照明器具は少なくなりました。
おしゃれなカフェにあるような電球自体が天井に埋め込まれているダウンライトや、デザイン性のあるシーリングライトなどが主流になっています。
照明の数や場所も重要なポイントですので、営業担当者とよく相談しましょう。
7.電源スイッチ
電源スイッチは、各部屋でどこに配置するのか、どこが連動するのかなどを決めていきます。
ここの注意点も、実際に生活していることをイメージしてみて、この辺がいいかもと決めていかれるとスムーズです。
私の場合はリビングドアを開けたら左側奥にスイッチをつけたのですが、帰ってきて真っ暗の中スイッチを探すという何とも言えない感じになりましたので具体的に想像してみて決めるのが本当に大切です。
8.トイレ
意外とこだわり始めると価格が上がるのがトイレです。
トイレの大きさ、タンクの有無、手洗い場所の有無、色など決めることができます。
最近はタンクレスですっきりとしたタイプが流行りですが、価格は高くなるためよく検討しましょう。
注意点というか、失敗談ですが、トイレに手洗い場を別途設けたのですが全く使っていません。ただただ掃除が面倒なだけになってしまいますので、手洗い場はよく考えて設置しましょう。
9.お風呂内装
お風呂の内装には、バスタブ、洗い場、シャワー、壁、床、窓など決めることも多い場所になります。
お風呂の壁を変えるだけで一気におしゃれ感を演出できますので、全面を変えるのは負担が大きいため一面だけでも変えてみるのもおすすめです。
またシャワーヘッドや床は機能性の部分になりますので、お風呂にこだわられる方はグレードを上げてみるのもいいかもしれません。せっかくの自分だけのお風呂ですのでリラックスできるようにしたいですよね。
10.キッチン
キッチンメーカーも多数ありますので、実際にメーカー展示場に訪れてデザインや機能を実感したうえで決めていかれるのがおすすめです。
ここでは人気の3社を紹介します。
1.LIXIL(リクシル)
リクシルはランキング上位に毎回載っている人気キッチンメーカーです。
シンプルなデザインでリーズナブルな価格が特徴的で、キャビネットの使いやすさには定評があります。キッチン周りのパッケージプランがわかりやすく簡単にアレンジできることから、部屋に合わせたデザインがすぐにできちゃいます。
2.クリナップ
クリナップはキッチンメーカーとして日本で初めてシステムキッチンを開発した会社で絶大な人気を誇ります。
クリナップの大きな特徴は何といってもステンレス素材にこだわっているところです。
ステンレスは水や熱に強く強度も高いため、ワークトップ(上のテーブル部分)だけでなく、キャビネット全体にも取り入れられており、非常にかっこいいデザインが人気です。
3.パナソニック
電化製品メーカーであるパナソニックは、その技術をシステムキッチンに融合させた高性能さが人気のメーカーです。
家電が使いやすいようにクッキングコンセントと呼ばれる専用のコンセントがついていたり、10年間掃除不要な全自動お掃除ファンなど、利用者の利便性を高める機能が特徴的です。デザインもモダンな感じで高級感があります。
11.カーテン
カーテンも選び始めるときりがないくらいの種類があります。
ただしカーテンは自分でそろえた方が圧倒的に安い部分ですので、キャンペーンなどで安い場合以外は、自分で調達してくることをおすすめします。
リビングなどのメイン部屋のカーテンなどはオーダーカーテンになる場合、自分で調達する時間と手間を考慮して、住宅メーカーにお願いするなど、工夫することで費用を抑えるのも一つです。
またカーテンレールのみを付けてもらう方法もあります。
12.エアコン
エアコンも自分で調達する方が種類も豊富で価格的にも安いため、できれば自前で準備しましょう。
エアコンメーカーは、機能、省エネ性能に優れたダイキンがおすすめです。
価格は他メーカーと比べて高めですが、耐久性も高く長く使うことを考えたら十分元がとれる性能となっています。
またエアコン工事の際には、どこに穴をあけて設置するかなど、設置業者がわかるように目印をつけてもらっておくと手間がかからず安心です。
まとめ
いかがだったでしょうか?検討事項が多すぎて少しげんなりされているかもしれませんが、実際に打ち合わせが始まるとあっという間に終わってしまいますのでご安心ください。
また最終的な決定になりますと言われるまでは、何度でも変更可能ですので、楽しみながら検討していきましょう。
照明、カーテン、エアコン、など自分で調達してこれる部分もあります。
もちろん住宅メーカーの方でも準備してもらえるのですが、基本的に手数料がかかるので
自分たちでできる部分は自分たちで準備していくと、費用の削減にもつながります。
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさまの理想の家が建てられることをお祈りしています。
コメント