家を建てる時には住宅ローンを使う人は多いですよね。
でも住宅ローンって自分にも借りらるのかなって思ったりしませんか?
ここでは、住宅ローンを借りる際の審査要件や、かかってくる手数料を整理していますので、
住宅ローン初心者の人は参考にしてみてください。
住宅ローンとは
住宅ローンとは、その名の通り住宅や土地を購入する際に利用できるローンのことです。
令和になって低金利状態が続いているため、ますます借りやすくなりました。
住宅ローンの種類、住宅ローン減税は下記記事で詳しく紹介してますので必ず確認してくださいね。
住宅ローンを借りる時に必要なこと
住宅ローンを借りるとなったら、まずは銀行や信用金庫などの金融機関に相談にいきましょう。最近ではネット系の銀行が低金利でおすすめですよ。
各金融機関は独自の住宅ローンを取り扱っていますので、比較検討しながら条件のいい金融機関を見つけましょう。
住宅ローンに必要な手数料
- 金利型と手数料
- 取り扱い手数料
- 団体信用保険の保障内容
- 繰り上げ返済の手数料
1.金利型と手数料
住宅ローンには、変動金利型、固定金利型、固定金利選択型などの金利タイプがあります。
各金利型によって設定手数料が異なりますが、5,000円ほどが目安です。
金融機関に直接聞いてみましょう。HPに乗せている場合もあります。
2.取り扱い手数料
住宅ローンを借りるためには取り扱い手数料が必要になります。
支店のある銀行では金額によらず一律が多く、100,000円ほどが目安です。
ネット銀行は当初金利が安い分、手数料は借入額の2.2%~など高めに設定されています。
仮に3,000万円借入れたとしたら、60万円の手数料がかかる計算になります。
トータルでどっちがお得になるかは条件によって異なりますので、下記サイトでシミュレーションをするのがおすすめです。
住宅支援機構HP:住宅ローンのシミュレーション
https://www.jhf.go.jp/simulation_loan/
またペアローンにする場合は追加手数料(50,000円ほど)が必要になりますので金額を確認しておきましょう。
3.団体信用保険の保障内容
団体信用生命保険は、ローン契約者が基本的に入らないといけない保険になります。病気になった時などにローンが免除になったりする重要な保険ですね。
手数料は初めから金利に含まれていることが多いです。
4.繰り上げ返済の手数料
繰り上げ返済とは、一度借入れた住宅ローンを、返済中にまとまった金額を返してしまって、返済額の負担を減らしていくやり方です。
住民ローン減税の終わる13年目に、繰り上げ返済を考えていくのがメリットが最大化できておすすめですよ。
繰り上げ返済手数料の目安は5,000円~30,000円ほどですが、金利型によって違ったりします。
しっかり確認しておきましょう。
住宅ローンに必要な審査要件
借入要件
- 契約者の年齢
- 契約者の雇用形態
- 年収基準
- 保障の適合性
- 団体信用生命保険
1.契約者の年齢
契約者の年齢は20歳から60歳くらいまでであれば問題ありません。
また、年齢によって借入期間が決まる場合もあります。
例えば30歳で借りた場合は、70歳の40年まで住宅ローンを組めたりします。
2.契約者の雇用形態
現在の仕事先に対して2~3年以上の勤務実績が必要です。
ですので転職したばかりだと、審査が通らない場合もありますので注意です。
会社勤めの方は基本的には正社員でないと、審査が厳しくなりますが、担保や条件によっては可能性はゼロではないのであきらめずに相談してみましょう。
3.年収基準
年収は高いに越したことはないですが、300万円程度は必要になります。
借入できる金額は年収にも影響するため、返済負担率(借入れ総額の10%~15%程度の収入が必要)を計算すれば、おおよその借りられる金額がわかります。
その他の借入金がある場合などは更に借入可能額が下がりますので注意が必要です。
年収 | 借入可能額の目安 |
300万円 | 2000~3000万円 |
400万円 | 2666~4000万円 |
500万円 | 3333~5000万円 |
600万円 | 4000~6000万円 |
700万円 | 4667~7000万円 |
800万円 | 5333~8000万円 |
900万円 | 6000~9000万円 |
1,000万円 | 6667~10000万円 |
4.保障の適合性
金融機関によっては保障会社を通しての住宅ローンになる場合があります。
ただし最近では保障会社なしの金融機関も増えていますので確認してみましょう。
5.団体信用生命保険
住宅ローンの契約者が、一定の病気になった際や死亡した場合に免除する団体信用生命保険に加入させる場合が多いです。
保険のため、契約者の健康状況が審査基準になります。
団体信用生命保険は各金融機関によって異なりますので、必ず保障内容を確認しておきましょう。
まとめ
住宅ローンを借りる際には、さまざまな審査要件があることが分かったかと思います。
自身の状況によっては、借りられるところが限られてくる場合もありますので、早めに相談することをおすすめします。
コメント