住宅を購入する際に、住宅ローンを考える人も多いかと思います。
でも住宅ローンは金額も大きいし、借りるのが心配になりますよね。
ここでは住宅ローンの金利型について、どんな種類があるのかを解説していきます。
●住宅ローンの基本を知りたい
●住宅ローンの注意点を知りたい
住宅ローンの種類について
金利タイプ | 変動金型 | 固定金利型 | 固定金利選択型 |
毎年変動 | 固定 | 固定〇年+変動金利 | |
毎年2回、金利が変動 | 借入時の金利で固定 |
最初に固定期間を決め、その後変動金利または固定金利 |
|
メリット |
〇市場金利が低いときには支払金利を抑えられる |
〇支払金利が明確で返済計画が立てやすい。
〇金利上昇の影響を受けない |
〇固定期間は支払金利が明確で返済計画が立てやすい
〇固定終了後は、金利が低ければ支払金利が抑えられる |
デメリット | ●返済計画が立てにくい
●市場金利が上がると支払金利が増える |
●市場金利が下がっても支払金利は変わらない | ●返済計画が立てにくい
●変動金利時には市場金利が上がると支払金利が増える |
変動金利型
●毎年2回(4月と6月が多い)、金利の変動がある
●市場金利の増減に影響されるため返済計画が立てにくい
固定金利型
●借入時の金利で固定されるが、変動と比較して高い金利設定になる
●市場金利の増減に関係なく返済計画が立てやすい
固定金利選択型
●最初に設定した期間は固定金利、その後、変動金利または固定金利(金融機関による)
●当初の固定金利は、期間が長いほど高い金利設定となる
●固定金利と変動金利のいいとこどりができる
どの金利型が最適か
最適な金利型は残念ながら人によって異なります。
多少リスクをとってもいいという人であれば、近年は低金利状態が続いていることから、固定金利選択型がおすすめです。
住宅ローン減税は0.7%ですので、逆ザヤのメリットを十分受けることができますし、固定金利の後に見直しできるのは、経済状況の読めないご時世には向いているかと思います。
少しでも金利上昇のリスクを取りたくない場合は、固定金利型を選択するほうが安心でしょう。
固定金利型の場合は金利1%を超えますので、逆ザヤのメリットはありませんが、住宅ローン控除の効果はありますので、13年間は金利を抑えることが可能です。
まとめ
住宅ローンの種類は3パターンありますが、どれも一長一短です。
個人の価値観もですが、何よりも返済計画をどのようにか考えるかで最適な返済方法が変わってきます。
自身のライフプランに合った金利型を選択しましょう。
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